劇団に所属している息子がハラスメントを受けているかもしれない | 京都府50代男性からのハラスメント対策調査体験談
総務省の統計によれば、俳優や演出家など舞台芸術に携わる人は約8万人にのぼります。毎年多くの人が俳優を志し、その数は今も増え続けています。一方で、近年は演劇界におけるハラスメント問題がたびたび報道され、子どもが俳優を目指している親御さんにとっては、大きな不安材料となっています。今回は、劇団に所属する息子が演出家からハラスメントを受けていないかする京都府在住の50代男性から寄せられたハラスメント対策調査の相談事例をご紹介します。
平成17年総務省「国勢調査」資料33.我が国の「芸術家」人口①(職業別、年齢別)
劇団でのハラスメントに対処するには | 目次
演劇界に蔓延するハラスメント問題
演劇界では、内部の閉鎖性を背景としたハラスメントが大きな問題となっています。俳優志望者にとって劇団は所属しやすく、早い段階で舞台に立てることも多いため魅力的な選択肢です。しかし、その一方で劇団は人間関係が固定化されやすく、上の立場にある人物に権力が集中しやすい構造を持っています。このような環境では、意見が言いづらく、不適切な言動があっても声を上げられないケースが少なくありません。近年では、劇団内のハラスメントが原因で公演が中止になる例や、長年問題が放置されてきた結果、深刻な事態に発展したケースも明らかになっています。
演劇界のハラスメントに対するニュース(2024年5月時点)
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有名歌劇団 劇団員死亡 パワハラ認め謝罪 再発防止策を公表(参照:NHK WEB NEWS 2024年3月29日)
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劇場新館長パワハラ疑惑で公開質問状(参照:産経新聞デジタル 2020年2月14日)
相談事例「劇団に所属している息子が演出家からハラスメントを受けていないか調査してほしい」
演出家からのハラスメント対策調査相談事例
※相談内容は探偵法人大阪調査士会にて過去に受けたご相談内容を一部変更して掲載しています。
演出家からのハラスメントに対し探偵が行った調査
先ずはハラスメントの実態調査
今回のケースの場合、息子さんが劇団内で演出家からハラスメントに認定されるような行為を受けていないかの実態確認と、今後訴訟を行う可能性が出た場合や再発防止の観点などから、出来る限りの証拠収集。そして必要に応じたサポートまで受けられるように、ハラスメント対策調査を行うことにしました。
ハラスメント対策調査 |
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演出家のハラスメント調査の結果
調査結果
今回の調査で、息子さんに対しハラスメントに認定される言動があることが分かりました。暴言や人格否定などのモラルハラスメントは常習的に行われていて、稽古の際には大勢の前で怒鳴られたり、蹴られたりなどの暴力行為もありました。また、この行為に対し劇団員の先輩から「お前が悪い」と責められたことにより、ハラスメントを受けているのは自分が未熟だからと思い込み、誰にも相談できなかったようです。
調査を受けて
依頼人は息子さんへのハラスメントの事実に困惑していましたが、その後本人と話し合い息子さんをしばらく休団させることにしました。そして、劇団側とも話し合い、演出家による本人への謝罪と事実の公表、そして再発防止に向けた取り組みを早急に行うことを約束してもらいました。
ハラスメントにお悩みの方へ
ハラスメントは被害を受けたと感じた時点で適切に対処しないと被害はどんどん拡大し、精神的にも追いつめられてしまいます。また、ハラスメントを行う人は組織の中で権力を持っている場合も多く、周囲もハラスメントに気付いていながら、黙認したりハラスメントに加担してしまっているケースも多くあります。
サポートも万全の専門家にご相談ください
ハラスメントの調査を個人で行うにはリスクが非常に高く、周囲に調査の事実がバレてしまうと事態を悪化させる恐れもあります。探偵などの専門家に依頼することで、秘密裏に調査を行い、安全に証拠を収集することができます。ハラスメントにお悩みの方は、是非専門家にご相談ください。見積もりは無料です。

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