探偵による調査依頼の手引き

調査依頼のステップ

依頼までの流れとポイントをご紹介していきます。依頼をする前に以下の流れを確認をしておきましょう。ステップを見ても方法が難しい、どのようにすればいいのか分からない・依頼を決めきれないという場合もあると思います。そのような不安がある方はまずは無料相談窓口をご利用ください。調査の必要性や問題解決までの手順へのアドバイスを受けることができます。そこから依頼をするべきなのか考えてみることから始めましょう。

１,無料相談の利用

探偵に依頼をお考えの場合には、まずは無料相談窓口をご利用ください。電話、メール、相談室での面談による相談が一般的な相談方法です。無料相談から現状のお悩みやお困りごとをお話しいただくことで解決手順を知ることができます。相談で解決できる問題も中にはありますが、多くの方は調査を行い情報収集が必要になります。依頼の目的に応じた調査内容やかかる費用など、詳細説明が必要な方には面談における相談が有効です。面談の相談は基本的に電話やメールから面談日程を予約をする必要があります。

２,調査の必要性や解決策の確認

お悩み事や困りごとの相談をした後には、必要な解決策を明確にしていくことが重要です。ご自身の悩みにはどのような解決方法があるのか、解決のためにはどのような情報が必要になるのか、情報を得るにはどのような方法があるのか等を知り、できる事や必要な事を明確にしていきましょう。そうして解決に調査が必要なのか判断していく必要があります。また、依頼の目的を明確にすることで今後の調査の方向性を定めやすくなり、依頼人が望む解決に近づくことができます。

３,プランの確認や見積もり

自分の抱えている問題やお悩みの解決に調査やサポートが必要な場合であり、探偵に依頼するには費用がかかります。問題解決のために必要なことには費用がどれくらいかかるのか見積もりを作成してもらう事や、プランを提案してもらい料金の確認をしておきましょう。調査内容と予算が見合ったものなのかご自身で判断していくことが重要です。また費用が不安な場合には予算内でできる事を確認していくことも大切です。

４,調査委任契約を結ぶ

調査を行う場合には、調査委任契約書の終結が必要です。書面でのやり取りが必要になりますので電話やメールで契約をすることはできません。会社の規定にもよりますが、誓約書・重要事項説明書・調査委任契約書などの書類にて契約を交わしていきます。内容や費用を明確にしたうえで契約を行うため、しっかりと説明を受け、十分に納得したうえで契約することが重要です。分からない事や不安な事がある場合には説明を受け、クリアにしていきましょう。

調査依頼をする前にしておくべき準備

目的や目標を明確にしておきましょう

依頼をする前に、調査依頼を行う目的や、最終的な目標を明確にしておきましょう。今抱えている問題においてどのような解決をしていきたいのか、何を知り、どのような情報を得る必要があるのか等考えをまとめておく必要があります。お悩みごとがあっても最終的な解決が分からず何からしたらいいのか分からないという場合には、無料相談からアドバイスをしてもらうことで今後どうしていきたいかが見えてくると思います。その理解を深め、目的や目標を明確にしていきましょう。明確にすることは、調査の方向性を定めやすくなり、費用対効果の高い結果にも繋がりやすくなります。

事前情報の整理

探偵依頼を行う場合には、調査したい相手の情報や、現状被害を被っていると思われる内容など、調査に関わる人物の内容や問題の事柄に関する情報を整理しておきましょう。トラブルやお困りごとはいつから感じているのかなど日時の詳細があると有効です。また、対象者がいる場合にはその相手の基本情報だけでなく依頼人との関係性や分かっている事柄など詳細の情報提供をしていくことが必要です。事前情報があることで調査において役立てることができます。調査費用の削減と共に調査の成功率を上げるためにも役立ちます。

探偵依頼への理解

探偵に依頼をする場合には、探偵への理解を深めておくことが重要です。契約における必須事項であることや、費用がかかること、調査の内容の制限や、情報提供の必要性など、探偵調査には依頼人がある程度理解しておく必要があります。探偵調査や依頼に対しての疑問や不安をそのまま分からないままにしてしまうと後にトラブルになってしまう事や、納得のいかない結果になってしまう可能性があります。だからこそ、相談時に説明を受けてもクリアにならなかった問題や、気になることがある場合には質問をしていき、理解を深めていきましょう。

探偵依頼に関する注意点

依頼できない内容もある

探偵調査では、どのような人でもどのような内容でも調査依頼がお受けできるわけではございません。犯罪・嫌がらせ・ストーカー・差別等に関する目的の依頼はお受けできません。そのため、内容を判断するためにも調査の目的や対象者との関係性の詳細や現状についてお話ししていただく必要があります。また、基本的に探偵社では委任契約時に反社確認、未成年確認、有疾患確認等を行う事をご了承いただいています。探偵側は相談内容や提供していただいた情報等は一切他言することもなく、プライバシーの保護・個人情報の取り扱いを厳重に行うことが義務付けられていますのでご安心ください。

調査結果の期待値について

探偵に調査を依頼したら必ず情報が得られ、すべてが判明するとは限りません。また、解決の方法も様々ではありますが、必ずしも望んでいる結果を得て解決できるとも限らないのです。真実を知るために探偵は情報収集を行っていきますが、また、反対に結果が得られないのではなく、その結果が思っていたこととは異なり衝撃的な事実を知ることになる場合もあります。そのように調査結果は想像できることとは限らず、必ずしも得られるとも限りません。そのため期待値を適切に調整し、調査の結果を受け入れられる準備をしておく必要があります。

安心して依頼するためのチェックポイント

探偵に依頼をしようと思ってもどのような探偵が良いのか分からず不安も多いかと思います。探偵社は全国にも数多く存在しているためどの探偵に依頼したらいいのかも悩んでしまうと思います。一番大切な事は、ご自身が納得できる内容の調査をしてくれるのか判断し信頼できる探偵社を選ぶことが重要です。様々な判断基準がありますが、中でも確認しておくべきことをご案内していきます。探偵依頼をする際には以下の事を確認しておきましょう

信頼性の確認

探偵社の中には実際に契約した内容とは異なる調査をしていたり、全く調査を行わず偽りの結果を報告してくるなどといったいわゆる悪徳業者が存在しています。探偵は、探偵業法に定められた内容を守り営業を行う決まりがありますが、実際には届出を出していない探偵社もあるのです。まずは、探偵業法の届出を出しているのか確認し、法的規則を守った調査内容であり、信頼できる探偵社なのか確認することが重要です。また、法律は守っていたとしても親身に対応してくれるのか、期待に応えようとしてくれるのかなど、実際にご自身でコミュニケーションを取り、信頼できる相手なのか判断していくことが重要です。

費用について

探偵社によって費用の取り決め方は異なります。提案されたプランに決定したとしても見積もり金額意外に料金が発生するのか確認しておくことも重要です。必ずしも料金が低いからいい探偵社とは限りません。内容が薄く結局は追加の調査を行い、後々費用を請求されてしまいトラブルになってしまったという事案もあります。そのため、追加料金の有無や、費用の詳細を確認しておくことが重要です。また、契約後でも解約・キャンセルを行うことはクーリングオフ期間内であれば可能な事がほとんどです。しかし、探偵社によって取り決め方が異なる場合もあるため、事前に解約・キャンセルの条件や違約規定などを十分に確認しておくことが大切です。

探偵へ依頼をする前に

探偵を利用する場合には様々な点に考慮する必要があります。はじめて依頼する場合には不安をできるだけ解消できるように情報を得たうえで信頼できる探偵社なのか判断し依頼をすることをお勧めします。また、依頼をしようと考えていたとしても探偵社の調査ではなく、他に解決する方法がある問題もございます。本当に調査が必要なのか、しっかりとご自身の抱えている問題と向き合い解決において必要な手段を選択していきましょう。不安なこと、分からない事があり、探偵に依頼することなのか判断が難しいという場合には無料相談窓口からお話しいただくことでこれから先どうしていくべきなのか道が開けてくるでしょう。