探偵基礎知識

探偵の役割とは

探偵とは

探偵は主に、依頼人からの依頼を元に情報収集を行い結果を報告する役割です。探偵業法で定められた張り込み・聞き込み・尾行に類する調査手法で情報収集を行います。警察は事件を解決する役割がありますが、探偵は個人や法人において起きた民事問題を解決するために用いられています。多くは、対象となる人物の行動内容を確認することや、問題があった場合には証拠を得ます。また、所在確認や人物に対する身元など、個人では得ることが難しい情報を得ることでお困りごとの解決や、その後の対策や対処のサポートを行います。

探偵を利用する時とは

事実の確認をしたい時

不審な事や心配事がある場合には、まず事実を確認することが大切です。事実を確認することで、今後の解決策を見出すことや様々な問題に早急に気付くことができリスク回避にも繋がります。物事の不安感は相手の事や現在起きている事の事実が掴めないと気持ちが晴れずそのまま悩み続けることになってしまいます。個人では確認する勇気が出ない時、確認する方法が分からないという場合に探偵利用が有効です。探偵の調査により事実を確認し、次に進むことができます。

問題解決のために

何か問題が発生した時には、その事柄に対する情報収集を行うことで解決策を見つけ出すことができます。しかし、問題が起きていてもどのように解決するべきか分からない・相談場所が分からないという場合に、探偵利用が有効です。トラブルの解決に必要な、相手に関する情報・事実の確認・証拠などを調査を行うことで得られます。探偵の役割として先に述べたように警察では対応が難しい問題においても探偵に相談することで抱えている問題の解決をすることができます。

探偵への依頼について

探偵依頼の流れ

探偵への依頼については流れを把握したうえで相談から始めることでより良い調査依頼に繋げることができます。相談を行い必要な調査の内容を把握したうえで納得のいく内容で契約を行うことが重要です。探偵調査には依頼費用が発生します。探偵事務所により料金は異なり、調査内容の実情に合った見積もりを作成していきます。そのため、ご自身のお悩みやお困りごとの解決にどのような調査が必要であり、費用はどれくらいなのか具体的なないようで見積もりを提示してもらい確認をしていきましょう。依頼の流れは基本的に以下のようになります。

探偵に関する法律

探偵業法について

探偵事務所・興信所等の調査業は、依頼人との間における契約内容等をめぐるトラブルの増加や違法な手段によって行われる調査、調査対象者等の秘密を利用した恐喝等、従業者による犯罪の発生等、悪質な業者による不適正な営業活動が増えたことにより、平成１８年「探偵業の業務の適正化に関する法律が制定され、平成19年6月に施行されました。その法律「探偵業法」に従い探偵業を行う決まりがあります。そのため、探偵は勝手に営めるものではなく、公安委員会に届出を提出しなければいけません。また調査内容においても法律に定められた範囲内で行う必要があります。

参考元：探偵業について（警視庁）

法律に従い調査を行うため何でもできるわけではない

探偵の役割は、依頼人の要望に基づき情報収集を行う事ですが、特例的な権限を与えられているわけではありません。そのため、どのような方法でも調査をしていいという事ではなく、法律に定められた手法での情報取集を行う必要があります。依頼人の希望があったとしても違法な手段で調査を行うことは当然罰せられます。また、依頼内容によっても犯罪・嫌がらせ・差別目的である調査依頼はお受けできません。様々な規定がありますが、適切な内容での依頼であれば依頼人の問題を解決するための情報収集を行います。探偵業法に従い業務を行うため、調査で知り得た情報や個人の情報などを漏らすことはございませんので安心して利用できます。

探偵に関する知識情報

探偵を利用したことがない場合、どのような事を行っているのか、依頼や調査内容等にたいして様々な疑問があると思います。依頼をお考えの場合には、基本的な知識を得ていることで依頼先や依頼内容において充実した調査を依頼することができるでしょう。以下に探偵に関する知識ページをまとめましたのでご参考にしてください。