小学校に通う娘が担任から性被害を受けていないか調査してほしい|兵庫県40代女性からの人物調査相談事例
小学生の子どもを持つ親御さんにとって、お子様の学校での生活というのは心配になることが多いかと思います。学業面だけでなく、いじめ問題、登下校時の事故や怪我など。それに加え近年では、小学校教諭による児童への性加害事件が多発しております。被害を訴えても、学校や教育委員会が適切に対応しない場合も多いですよね。今回は、小学生の娘への担任教師の接し方に性被害の不安を感じる親御さんの相談事例をご紹介します。
我が子を性被害から守るために
教師による児童生徒への性犯罪の実態
先生との接し方に悩む親は多い
学習面や生活面での指導方法など、先生の対応に不安や不満を抱える親御さんは少なくありません。モンスターペアレントという言葉が流行って以降、学校側も父兄への対応にかなりシビアになっているのと同時に、親御さん側も学校や担任に気軽に意見しづらい環境になっているのも事実です。PTA等も縮小や廃止になっている学校も多く、父兄同士の関係も希薄になりつつあり、情報交換もままなりません。
教師からの性被害は対岸の火事ではありません
2022年に文部科学省が公表した「公立学校教職員の人事行政状況調査」によりますと、242人の公立学校教員が児童への性暴力や同僚へのセクハラ等で処分を受け、18歳未満の児童生徒への性暴力で処分を受けた教師は119人でした。実際に行った性加害の詳細は以下の通りです。
教師による児童生徒への性加害の詳細(参照:文部科学省「性犯罪・性暴力等に係る懲戒処分等の状況(資料2-4-1)」 |
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被害者の45.1%にあたる109名は「自校の児童・生徒」で、被害を受けた児童本人が、他の教師や親などに相談したことによって発覚に至ったのは54.6%しかなく、低学年の場合、本人が性被害を受けたと認識するのも難しく、未だ発覚に至っていないケースも沢山あると考えられます。今回の相談者の親御さんも、娘さん自身に被害の自覚がないため、どう動いて良いか分からないようです。
相談事例「娘が通う小学校の担任教師の言動が怪しいので調査してほしい」
教師の身元調査における相談事例
子どもからのサインを見逃さない
子どもは、親しい人からの性被害を受けた場合、被害を隠そうとする場合がります。「何をされたのか分かっていない」という場合以外にも、「話すことが恥ずかしい」だったり「話したら叱られるのではないか」と怖がってしまったり「大切な人を悲しませたくない」しまいには「自分にも悪いところがあったのでは」等と考え、被害を打ち明けられないでいることがあります。そして加害者は、普段は優しく接し信頼させることで、関係性をコントロールし、加害を継続・隠ぺいさせる「性的グルーミング」という手段を取ります。もし被害を受けていた場合、いち早く子どもが出すSOSサインに気付くことが重要です。
子どもが性暴力を受けたときに見せるサイン
体調面のサイン |
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心のサイン |
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行動のサイン |
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これらのサインが必ずしも性被害に直結してるとは言えませんが、お子様の様子に気を配り「何かおかしい」と感じたら、早めに対処していきましょう。
性被害を受けていた場合はPTSDで苦しむことも
低学年の子どもだと、自我の形成が不十分なため、自分が何をされているのか分かっていないことも多いでが、成長してから心身ともに何らかの影響が出る心配があります。また「学童期」と呼ばれるこの時期は、人格形成における重要な時期ですので、この時期に受けた心の傷は後々の成長に大きな影響を及ぼすことになります。
性暴力被害が将来に及ぼす影響
PTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)
しばらくたってからも、体験の記憶が自分の意志とは無関係に思い出され、その時と同じ感情や身体感覚を生じたり、当時の光景が見えてしまったり、加害者が近くにいるように感じてしまうというものです。また冷静に記憶をふりかえることができず、自分を必要以上に責めたり、自信を失ってしまったり、周囲に不信感を向けたりします。極端になると、自分には良いところが何もないと思い詰めたりします。恐怖が強くなりすぎると被害を思い出し、もう一度現実に被害を受けているかのように感じられます。
学力低下や身体的変化
集中力がなくなり、学力の低下に繋がります。また、イライラや癇癪などを起こしたり、人とtの接触を避け、ゲームなどへの依存(に見える)行動をします。身体的ストレスも大きく、不眠・食欲不振・発熱・呼吸不全などの悪影響を及ぼします。
自殺念慮
性的被害経験のある学生は、経験のない学生と比べて、自殺計画(自己報告)の割合が、女性で4.7倍、男性で9.76倍となっています。(参照:こども家庭庁「児童に対する性暴力」 2023年8月1日)
最悪の事態を防ぐためにも情報を集め適切な対処を
大切な娘が被害に巻き込まれることなど想像したくはありませんが、事前に知識を持っていれば、その被害を早期に発見し、子供の感情に対処することがスムーズになります。周囲の大人が子供の異変に早く気づき、子供の言葉を信じ、非難せずに一貫したサポートを続けることができれば、子供の回復の可能性が高まります。
先ずは本人の話を聞くことから
話を疑ったり否定したりせず、話したくないことがあったら無理に聞き出そうとしないでください。また話している途中で体調が悪くなったり、疲れが見えたら休ませてあげてください。話を聞き終えましたら「話してくれてありがとう」と感謝を伝え「あなたは悪くないよ」と、自分の身に起こったことはあなたのせいではないと言うことをしっかりと伝えてあげるようにしましょう。
接触のある性被害直後の場合
すぐに身体を綺麗にしてあげたいという気持ちは分かりますが、お風呂やシャワーは厳禁です。被害の証拠を残した状態で、直ぐに警察や医療機関を受診しましょう。医療機関から警察へつないでくれます。すぐに警察に行けない場合でも、衣服は洗濯せず、袋に入れて証拠として保管しておきましょう。
性被害が疑われる場合
こども家庭庁が立ち上げた「性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター」という相談窓口です。
お電話で相談を受け付けています。
被害が疑わしい場合には、探偵と言う選択肢も
まだ被害の確証もなく、相談者のように誰にも相談できない場合、探偵を使って教師の身元や実態の調査を行うことも選択肢の一つかもしれません。
性被害に限らず、身元調査を行うことで事件を未然に防いだケースは数多く存在します。
探偵による担任教師の身元や娘への被害実態を調べるための調査例
担任教師による娘さんへの性被害が疑わしい場合は、担任教師への身元調査を依頼することができます。身元調査とは相手の住所や素性などを調べる調査で、名前や顔しかわからない相手や少ない情報しかない場合、また直接聞くのが難しい場合に、より相手の事を深く知ることができます。また、同時に探偵による教師からの被害実態調査を併用することで、現在の状況をより正確に把握できます。
探偵による人物調査で得られる情報
人物調査 | 人物(素性)調査とは、特定の人物の身元情報(所在や住所、経歴、素性等)に関する情報を収集するための調査です。人物調査では対象者を指定の場所から尾行し、所在を判明させた後、様々な情報を収集していきます。今回のケースですと、担任教師の所在から普段の行動範囲や普段の交友関係や趣味など、性加害疑惑に関連する情報が得られる可能性があります。 |
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実態調査 | 実態調査とは、トラブルや困りごとの事実関係(実態)を確認し証拠などを収集する調査です。張り込みや聞き込み調査などによって情報を収集します。今回のケースですと、以前勤めていた学校への聞き込みなどを行うことで、担任教師の過去に問題はないか等知ることが可能です。また、赴任先ママ友や同僚教師への聞き込みを行い、実際の被害状況や同じような不安を抱えている人が居ないかの実態を知ることができます。 |
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子どもと自分の安心のためにも
調査をして、他にも不安に感じている親御さんの存在が分かれば、学校に相談するなど次の行動に移すことが出来ますし、特に被害実態や問題がなければ、今後は安心して娘さんを学校に通わせることが出来ますし、担任教師に対して不要な疑いをかけることもなくなりますので、良好な関係を築いていけることでしょう。どちらにせよ調査することで問題解決に近づきます。
娘への担任教師からの性被害疑惑がある場合は無料相談窓口へ
無料相談窓口のご案内
「担任の先生の言動が怪しい」「近所の人の子どもへの接し方に不安がある」という方は、一度専門家にご相談ください。
今回は、小学生の娘への担任教師の接し方に不安を感じる親御さんの相談事例をご紹介しました。子どもから被害の声を上げるのは難しい中で、少しでも怪しいと感じたら早めに対策を取ることが望ましいです。しかし、学校側に直接相談することは大変ハードルが高く、手順を間違えるとお子様自身が学校に居づらくなってしまう恐れもあります。専門家に調査を依頼することで、安全でより正確な情報を得ることが出来ますので、誰にも相談できないお悩みがあるようでしたらまずは無料相談にてお気軽にご相談ください。
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