離婚財産分与で損したくない方へ

 

離婚財産分与で損したくない方へ

 

 

離婚時には、夫婦で築いた財産をどのように分けるかが重要な課題となります。離婚時の「財産分与」、本当に適切に行われているか不安に感じたことはありませんか?適正な財産分与を受けるためには、財産の種類や分与方法を理解するだけでなく、正確な情報を収集することが欠かせません。隠された財産や見落としがちな資産を知らずに放置してしまうと、将来の生活設計に大きな影響を与える可能性があります。このようなリスクを未然に防ぐために、本記事では離婚財産分与の基本と損をしないために探偵調査を活用する方法についても解説しています。離婚財産分与で損をしたくない方は参考にしてください。

 

【この記事の監修者】

この記事「離婚財産分与で損したくない方へ」は、調査業歴25年の探偵監修のもと作成された記事です。
記事内容は過去に実際にお受けした依頼、相談内容を一部変更して掲載しております。

 

 

離婚財産分与で損しない方法

離婚財産分与とは?

離婚財産分与

財産分与とは、離婚時に夫婦が婚姻期間中に築いた財産を公平に分ける法的な手続きです。これは夫婦共有の財産を清算し、場合によっては経済的な扶助のために行われます。しかし、離婚時に財産分与の合意をしたがその後に隠し財産が発覚したという場合も少なくありません。隠し財産の重要度により存在を知っていれば当初の合意はしなかったなど特別な事情がある場合は、離婚した日から2年以内であれば裁判所を利用して財産分与をやり直せる可能性があります。

 

 

離婚財産分与にかかる税金

基本的には、財産分与で得る財産に贈与税や所得税などの税金がかかることはありません。しかし、財産分与として不動産を渡す場合は、渡す側にも、もらう側にも税金がかかる可能性があります。渡す側は、財産分与として不動産を渡した場合、時価で譲渡したものとみなされるため譲渡益があれば譲渡所得税が課されることになります。もらう側には、登録免許税と固定資産税が課されます。

 

 

離婚財産分与の割合

財産分与は、原則として夫婦で2分の1ずつの割合で財産を分配することになります。しかし、話合いができるのであれば、この割合を自由に定めることも可能です。また、夫婦の一方がどの財産を取得するかについても、柔軟に割り当てることが可能です。

 

 

離婚財産分与が難航する背景|実際に問題を抱えている方の声

離婚財産分与が難航する背景

話し合いで穏便に離婚財産分与できればいいですが、離婚理由や経済状況によっては難航してしまうことも少なくありません。離婚財産分与が難航する背景として、実際にご相談いただいた方の声をもとに事例をあげてみましょう。

 

 

離婚財産分与が難航する背景|実際に問題を抱えている方の声

 

これからもこの家を守りたい
50代女性
夫とはもう8年ほど別居していますが、この度よそに子供ができたことを理由に離婚を切り出されました。揉めているのは持ち家の財産分与です。確かに夫の名義で夫が住宅ローンを完済した持ち家ですが、夫がいない間も夫側のお義父さんの面倒をこの家で診ていて子供を育て上げ、この家をずっと守ってきたのは私です。それなのに勝手に出て行き、よその女とこの家に暮らそうなんて許せないです。夫は「お金を誰が払ったか」をひたすら主張してきますが、お金だけではない生活の重みがこの家にはあるのです。そして、このタイミングで娘も結婚し、独り身になる私が寂しく無いように一緒に新婚夫婦で住んでくれるというのです。お義父さんもいて確かに少し手狭にはなりますが、私は娘夫婦の気持ちが嬉しくてたまりませんし、これからもこの家を守って行きたいと強く思います。なので夫の自分勝手な申し出は全く受け入れる気はなく、離婚財産分与は難航しています。

 

 

離婚財産分与の方法

 

離婚財産分与の取り決め方法は以下の通りです。

  • 協議 当事者同士の話し合い

  • 調停 裁判所での話し合い

  • 裁判 裁判官に決めてもらう手続き

 

一般的には相互話し合いにより決められなければ裁判所にて第三者を介して進められ、尚、まとまらない場合は裁判に移行することになります。

 

 

離婚財産分与の手順

 

 

1、共有財産のリストアップ

まずは財産分与の対象となる共有財産を把握する必要があるため、夫婦双方が自己名義の財産・自分が管理している財産を財産目録等に整理していきます。

 

 

2、共有財産の金額を調査

リストアップした各財産について、残高証明書を取り寄せたり、不動産の査定をとったり、保険会社に解約返戻金の金額を問い合わせたりして評価額を調査します。

 

 

3、共有財産の総額を算定

それぞれの共有財産の金額の調査が済んだら、プラスの財産の総額からマイナスの財産の総額を差し引くことで、共有財産の総額を算定することができます。

 

 

4、分割割合・分与方法を決定

分割割合は、先に解説したとおり基本的には2分の1となりますが、変更の要否や割合についての取り決めが必要になる場合もあります。分与方法については、対象財産の内容に応じて取り決めていく必要があります。

 

 

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離婚財産分与の対象

離婚財産分与の対象となる財産

婚姻期間中に夫婦で築いた財産が基本的に対象となります。具体的には以下のようなものがあります。

 

 

  • 現金・預金 銀行口座にある婚姻期間中の貯蓄

  • 不動産 マイホームや土地などの不動産(購入時期や資金の出所によって異なる場合あり)

  • 動産 自動車、家具、家電など家庭で利用している動産

  • 金融資産 株式、投資信託、保険の解約返戻金など

  • 退職金 離婚時点での将来の退職金も対象となる場合あり

  • 負債 住宅ローンなど夫婦共同で負担している負債

 

 

離婚財産分与の対象にならない財産

離婚財産分与の対象となるのは、基本的に夫婦が協力して築いた財産です。婚姻前から所有していた財産(特有財産)や相続・贈与で得た財産、別居後に取得した財産は夫婦が協力して築いた財産とはみなされないため財産分与の対象外となります。また、夫婦間で財産分与の対象外とすることに合意した財産も対象になりません。

 

 

離婚財産分与に関する対策

 

時には離婚財産分与を拒否されてしまったり、関係性によって難航する場合もあるでしょう。離婚財産分与に関する具体的な対策としては、以下のようなものがあります。

  • 夫婦の財産をリストアップし、どのように分けるかを話し合う

  • 離婚協議書を作成し、財産分与の条件を記載する

  • 価値が上昇している不動産や有価証券はご自身で保有しておく

  • 相手が財産を隠している場合は、証拠を収集する

  • 財産分与の対象となる財産やその価値を適切に評価する

 

 

財産分与で損をしないためにできること

隠し財産の可能性を放置すると、不公平な財産分与により将来の生活設計に大きな悪影響を及ぼすリスクがあります。また、不公平な分与により後々裁判や追加の交渉を行うことに精神的負担がかかり、適切な情報を収集していない場合は不利になる傾向があります。離婚財産分与で損をしないための具体的な対策は以下の通りです。

 

 

財産の全容を把握する

相手が財産を隠している場合や共有財産を一方的に処分した場合、不利な立場に追い込まれる可能性があります。相手が財産を隠していないか確認し財産分与の対象となる財産やその価値を適切に評価するために、夫婦の財産を正確に把握しましょう。

 

 

リスク回避

離婚協議書を作成することや、価値が上昇している不動産や有価証券はご自身で保有しておくことで後のリスクを回避することができます。

 

 

法律の基礎知識を持つ

財産分与に関する基礎知識を理解し、相手の提案が適正かどうかを判断できるようにします。難しい場合は専門家に相談し、法的・経済的に有利な条件を整えましょう。

 

 

証拠を集める

財産分与を正確に進めるためには、預金通帳、給与明細、不動産の権利書などの証拠を揃える必要があります。

 

必要に応じて弁護士や探偵の力を借りることで、より公平な分与を実現することが可能です。解決が難しい場合には利用できる相談窓口があります。専門家を頼りましょう。

 

 

離婚財産分与で損しないために利用できる探偵調査|身辺調査が有効な理由

 

離婚財産分与は複雑で、隠し財産や適切な評価が問題になることも少なくありません。配偶者の財産状況を把握する事が重要です。離婚財産分与で損しないためには探偵の身辺調査が利用できます。身辺調査によって隠し財産などを明らかにすることができます。専門知識を持つ調査員による正確な情報収集が、スムーズな離婚財産分与やトラブル解決のカギとなります。また、情報収集のプロに調査を依頼することで得られる安心感も得ることができます。

 

 

身辺調査

身辺調査とは、対象となる人物の日常生活における背景について確認したり関係者の洗い出しを行う調査です。身辺情報は対象人物の生活ぶりを把握し尾行や張り込み、聞き込みなどの手法にて行われます。ご依頼人が知りたい情報を的確に捉え、ピンポイントで情報を収集することができますので、特定人物の身辺情報が必要な方はご利用ください。

 

 

離婚財産分与で損しないために利用できる探偵調査|身辺調査が有効な理由

 

 

離婚財産分与に対する世間の声

 

離婚財産分与に対する世間の声

 

へそくりを隠し通したい
40代女性
結婚してからこっそり貯め続けたへそくりがあります。安月給の旦那からの生活費では正直不安だったため、切りつめたり内職を行いコツコツ貯めたへそくりは私にとって生活の後ろ盾のようになっていて安心材料でした。しかし、この度離婚することとなり財産分与で頭を抱えています。というのも、へそくりは夫婦の共有財産として離婚財産分与の対象になるというのです。私としては、旦那の収入が低いから努力して行ったことなので納得できず、へそくりを隠し通したい気持ちでいっぱいすが気がつかれたら面倒ですし考え物です。

 

離婚財産分与に対する世間の声

 

妻の本当の収入源が発覚
50代男性
離婚に至る5年ほど前から、妻が趣味にあてるお金は一体どこから出ているのだろう?と感じていました。妻とは年の差婚で、妻はまだ30代なので働き口もあるだろうに就職をせずにアルバイトをしていて週二日ほどしか稼働していない様子です。今回離婚することになり、財産分与のために不審に思っていた妻の収入源について知りたく調査嘱託したところ驚きの事実がわかりました。妻の収入源の殆どは別の男性から振り込まれていたのです。この事により財産分与の問題とは別に不倫問題へと発展し泥沼化しています。いざ、財産分与となり発覚することが沢山あるんだなと痛感しています。

 

離婚財産分与に対する世間の声

 

私も似たような状況になりました
30代女性
旦那とは一時的な燃え上がるような気持ちでスピード婚したのですが、結婚してみると私の理想とは180度異なる生活となり三年程で離婚する事になりました。しかし旦那は一回り年上で長く大手企業に勤めていましたし、ボーナスなども派手に使った様子もなく私はもともと倹約家でしたので、正直離婚財産分与に少しだけ期待をしていました。しかし蓋を開けてみるとびた一文残っていないのです。私と結婚した当初は貯金していたはずでしたし、かなり不審ですよね。確かに旦那のポケットから高級クラブの領収書が出てきたことがあり、「接待なので経費で落とす」とその時は言っていましたが、実際はホステスにつぎ込んでいたのかも知れません。最後にこんな事になり色々信用できないので、別の場所に隠し財産などないか探偵に調べてもらおうか検討してます。

 

 

離婚財産分与で損したくない方へ

 

離婚財産分与は一度きりの重要な決断です。安心して新たな生活をスタートさせるためには、正確な情報と適切な判断が不可欠です。探偵事務所の専門家の力を借りて、最善の選択を手に入れましょう。とはいえ専門家を利用することは費用をはじめ、分からないことも多く不安に感じるかと思います。私たちは「はじめて専門家に相談するのは不安がある」という方に向けて、無料相談窓口を設けています。依頼する、しないを決める前にまずはご自身の状況がどのような状況かを知り、正しい解決法を知ることが必要です。そのために、まずは専門家に問い合わせをしてみましょう。様々な意見や見解を聞き、あなたにとって最善の解決策を知ることが第一歩です。

 

 

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調査歴10年の調査士
このページは法律事務所の調査部門として25年以上の実績を積んだ探偵監修の元、探偵調査歴10年の調査士が作成しています。調査経験を活かし、現在は調査員の育成を行いながら依頼人の気持ちに寄り添える情報をみなさまにお伝えしています。当社に関する詳細情報は 探偵法人のご案内をご覧ください。探偵法人大阪調査士会のスタッフ紹介

 

 

 

記事監修者

今井弁護士
第二東京弁護士会所属
探偵法人の顧問として調査に関する個人情報の秘匿義務や調査内容への法的なリスクへの社内教育を実施、法的な問題を抱えている方に向けて探偵調査と連携したサポートも行っています。探偵依頼はご自身が納得した上で行いましょう。

 

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