【小さな命を守る】「近所の子が虐待されているかもしれない」と思った時にあなたが出来る事

【小さな命を守る】「近所の子が虐待されているかもしれない」と思った時にあなたが出来る事

 

新型コロナウィルスの影響で緊急事態宣言が命じられるようになってから現在に至るまで、家庭内で起こる子どもへの虐待が増加傾向にあると言われています。関西に焦点を合わせてみると、令和四年には大阪、京都、和歌山の児童相談所に寄せられた虐待に関する相談件数が過去最多を記録したことが報じられています。この報道から、多くの人が児童虐待を防ぐことに関心を持っている事が分かりますが、その反面、周囲の大人や行政の介入が遅れて命を落としてしまう子も未だ存在します。子どもの命を守るためには、親以外の頼れる大人として、小さな異変にも気を配ることが重要です。そこで今回は、「近所の子が虐待されているかもしれない」と思った時にあなたが出来る事についてご紹介します。早期発見が何よりも大切な問題ですから、同様の問題でお悩みの方はお読みください。

参考:児童虐待 児相が対応 昨年度 大阪・京都・和歌山で過去最多|掲載元:NHK 関西 NEWS WEB|掲載日:2023年09月07日

 

 

近所の子が虐待されているかもしれないとお悩みの方へ

未だ虐待がなくならないのは何故か

虐待が未だなくならない理由

虐待がなくならない理由は多義に及びます。しかし、虐待する親に共通しているのは、子どもの無邪気な行動を悪意と捉えてしまう傾向が見受けられる点です。虐待に及ぶ親は、子どもを自分の所有物のように思う傾向があり、自分の思い通りに動いてくれないと、「子どもから馬鹿にされている」「わざと親を困らせることをしている」と逆上します。親の勘違いによって、無実の子どもが虐待の被害に遭ってしまうなんて、許せない話ですよね。これら以外に考えられる、虐待が未だなくならない理由は以下の通りです。

 

  • 経済的困窮や社会から色眼鏡で見られることで、子どもを育てることにプレッシャーを感じている。

  • 親自身が精神的に成熟しきっていないため、子どもよりも自分のを優先してしまう。

  • 親自身も虐待を受けた経験があり、それが正しい教育方法だと思っている。

  • 再婚相手の子どもを愛することが出来ず、邪魔者扱いしてしまう。

  • 虐待を防ぐための法制度や支援体制が充分に整っていない・機能していない。

 

 

子どもへの虐待に関する関西の事件・ニュース

7歳の娘を蹴るなどして大けがさせたか 父親を逮捕 和歌山|掲載元:NHK 関西 NEWS WEB|掲載日:2024年08月21日

大阪 富田林 2歳児置き去り死亡事件 祖母に懲役9年の判決|掲載元:NHK 関西 NEWS WEB|掲載日:2024年02月16日

義理の10歳息子を逆さづり、落としてけが負わす 容疑の会社員を逮捕|掲載元:京都新聞|掲載日:2023年12月05日

 

 

どのような行為が子どもへの虐待に該当するのか

子どもへの虐待に該当する行為

子どもへの虐待は「身体的虐待」「精神的虐待」「性的虐待」「ネグレクト」の四つに分けられます。子ども虐待する親は、児童虐待を疑われてもしつけのための行為であると言い張ります。しかし、親にとってはただの「しつけ」でも、子どもの身体や精神を気ずるけるのは度が過ぎた行為であり、立派な虐待です。

 

 

身体的虐待 殴る、蹴る、叩く、熱湯をかける、煙草の火で焼くなどの身体に暴力や傷害を与える行為。過度に厳しい体罰や食事を与えない、過剰な運動を強いる等の事も含まれる。

 

精神的虐待 暴言や罵倒、人格否定を含む言葉を投げかける。無視、兄弟間の過度な差別、過剰なプレッシャー、親が子どもを脅して恐怖を植え付ける等の行為も含まれる。

 

性的虐待 性的な行為の強要や不適切な性的行為を見せつける。また、子どもを性的対象として扱う発言や、わいせつな映像を見るように強要する。

 

ネグレクト 適切な食事や清潔な衣服を与えない、病気になっても医療機関に連れて行かない、教育を受けさせない、長時間放置するなど、子どもの生活や健康を保護するための世話を怠る。

 

 

近所の子が虐待されているサイン

近所の子が虐待されている兆候

近所の子が虐待されているサインはその子自身だけでなく、親の言動にも表れます。子どもへの虐待は、「家庭」という閉鎖的な場所で行われるため、周囲の大人が気がついて対処するのは困難です。その点、近隣住民であれば、親と子どもの両方を観察することが出来ますし、近所づきあいを名目に家庭の様子を伺うこともできます。これらの異変がないか気を配り、介入が必要そうであればすぐさま問題解決のために対策を講じましょう。

 

 

近所の子が虐待されているサイン

 

 

子どもの虐待サイン

 

  • あざや火傷、捻挫や骨折など、常に身体のどこかに不自然な傷がある。

  • 服や身体がいつも汚れている、または夏でも季節にそぐわない長袖や長ズボンを着ている。

  • 家から閉め出されていたり、怯えて泣き叫ぶ声がよく聞こえる。

  • 学校を頻繁に休んだり、家に引きこもっていたりして、人との接触を避けようとする。

  • 極端な体重の減少が見られ、常にお腹を空かしている。

 

 

親の虐待サイン

 

  • 子どものあざや傷について尋ねると、説得力のない不自然な説明をする。

  • 子どもを罵倒する声や怒鳴り声、子どもの悲鳴に対して高笑いするような声が聞こえてくる。

  • 家に子どもだけを残し、長時間出かけることが多い。

  • 親が近隣からの苦情や悪い評判が多い人で、トラブルメーカーとして知られている。

  • ゴミを溜め込んでいたり、物が散乱していたりと、家が不潔で不衛生。

 

 

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近所の子の虐待疑惑を放置する危険性

その子が命を落としてしまう

近所の子の虐待疑惑を放置すると、最悪の場合、虐待がエスカレートしてその子が命を落としてしまう危険性があります。子どもへの虐待が殺人に発展するのは珍しくありません。近所の子の虐待疑惑に気付いていながら、放置した結果その子が亡くなってしまったら、あなたも罪悪感を抱き続けてしまうと思います。これ以外にも、以下のような危険性が生じます。これらの状況を避けるためには、疑惑が浮上した時点で問題解決のために動くことが重要です。

 

  • 虐待がエスカレートし、子どもの精神や肉体に深刻なダメージを与える。

  • たとえ直接関与していなくても、結果的には虐待を許していることになる。

  • 虐待が後に殺人事件へと発展したら罪悪感と後悔が一生付きまとう。

  • 事件として問題が公になった場合、「無関心な地域」「無関心な住民」として悪い評判が立つ。

  • 周囲からの支援を得られなかった子どもは将来的に適切な社会的関係を築くことが難しくなる。

 

 

近所の子の虐待を疑った際に自分でできること

自分でできること

近所の子が虐待を受けているのではないかと疑った際には、まずは児童相談所や警察に相談しましょう。ただし、警察は刑事事件として認められる虐待が行われていない限り民事不介入ですので、疑惑の時点では警察の相談専用電話を利用すると良いでしょう。また、近隣住民と情報を共有し、干渉しすぎない程度にその子に声をかけたり、様子を伺うようにしましょう。

 

児童相談所 虐待対応ダイヤル:189

 

警察 相談専用電話:#9110

 

声かけ 直接「虐待されているのか」と尋ねるのは絶対に避ける。自然な会話を重ねて安心して話せる場所を提供し、困っていることがあれば耳を傾ける姿勢を示す。

 

協力関係 あなたと同じような疑念を抱いている近隣住民が他にいる場合、情報を共有し、共に行動する。地域全体で子どもを見守る意識を持つ。

 

 

虐待疑惑のある近所の子を救うには児童相談所だけでは不十分な場合も

児童相談所だけでは子どもを救えないこともある

近所の子が虐待されているかもしれないと思った際に、誰もがまずは児童相談所の存在が頭に浮かぶと思います。確かに、児童相談所は虐待から子どもを守るための役割を担っていますが、いくつかの複雑な要因によって、どれだけ虐待の疑惑が濃厚であっても子どもを救出することが難しい事もあるのです。実際に、2021年に大阪の摂津市で起こった児童虐待事件では、児童相談所に虐待の相談が寄せられていたものの、外傷がないため緊急度が低いとみなされ、最終的に虐待されていた児童は死亡してしまいました。そのため、「児童相談所に相談したから大丈夫」と安心するのではなく、本当の意味で近所の子を虐待から守るためには、事実の確認と証拠の収集が非常に重要なのです。

参考|大阪・摂津3歳児虐待、暴行容疑で母親も逮捕|記載元:産経新聞|掲載日:2021年10月27日

 

 

児童相談所だけでは不十分な理由

 

  • 通報時に具体的な虐待の証拠が不足している場合、児童相談所側は虐待の事実を認めることが難しい。

  • 児童相談所には親権を制限したり、子どもを強制的に保護したりする法的権限がない。そのため、親が協力しない場合や、虐待の証拠が不十分な場合は強制的な措置が取れない。

  • 親が虐待を認めなかったり、子どもが親をかばったりすることがある。そのため、虐待の実態を十分に把握できず、適切な対応が取れないことも。

  • 精神的虐待やネグレクトなど、目に見える傷が残らない虐待は緊急性が認められないことがある。

  • 職員数や予算などの限界から十分にリソースを割くことが出来なかったり、迅速に対応できないことがある。

 

 

近所の子が虐待されているかもしれないと思ったら

探偵の無料相談窓口をご利用ください

 

近所の子が虐待されているかもしれないと思ったら

 

近所の子が虐待されている可能性がある場合、児童相談所や警察の迅速な対応を仰ぐためにも、虐待疑惑の事実確認と明確な証拠の収集が重要になります。しかし、近隣住民として介入しすぎてしまうと、子どもが親を守ろうと虐待の事実を隠そうとしたり、詮索している事が親にバレて逆恨みされたり、虐待がエスカレートすることも予測できます。また、その心配が杞憂だった場合、疑って詮索してしまったことに後ろめたさや気まずさを感じるでしょう。そのため、調査の専門家である探偵を利用して、虐待疑惑のある近所の子や親に気付かれないよう事実を確認し、証拠を収集することを推奨します。私たちは「近所の子が虐待されているかもしれない」「虐待されているかもしれないけど証拠がない」という方に向けて、24時間無料の相談窓口を設けています。小さな命を守るためにも、お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

記事作成者

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調査歴10年の調査士
このページは法律事務所の調査部門として25年以上の実績を積んだ探偵監修の元、探偵調査歴10年の調査士が作成しています。調査経験を活かし、現在は調査員の育成を行いながら依頼人の気持ちに寄り添える情報をみなさまにお伝えしています。当社に関する詳細情報は 探偵法人のご案内をご覧ください。探偵法人大阪調査士会のスタッフ紹介

 

 

 

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